江原啓之 おと語り 橋田壽賀子先生「安楽死宣言」についての話など…2017/1/8

江原啓之 おと語り

2017/1/8

現実を直視すること

それが地に足をつけて生きる道です

こんばんは!江原啓之です

まだお正月気分が残っている時期ですが

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

先週は“笑って、明るく”と申し上げましたが

現実には悩みも多くある事と思います

お正月も過ぎると、現実が見えてくる頃ですね…

おと語り [ 江原啓之 ]

今日は現実を直視し

私たちがどのように進んで行ったらいいのかという事を

一緒に考えていきたいと思います

おと語り [ 江原啓之 ]

安楽死問題

これは考えさせられますね…

私は年末に、女性セブンという雑誌で

「安楽死を希望する」という橋田壽賀子先生の話に対して

“戦争を生き抜いた、描いてきた橋田先生が

安楽死をしたいなんて言ってはいけません”

という緊急提言の記事を出しました

橋田先生からは“江原さんはお若いから”と

笑われた感じで短いコメントがあったけど

“若いから”と言ったら誰も言えなくなりますよ…ね…

橋田先生より年上の方はあまりいらっしゃらないから

90歳でね…

それで実は、女性セブンの方でも社会的な議論を持ちだして

みなさんに議論してくれということかもしれないけれど

1月早々に橋田先生と対談をして参りました

それもそのうち

記事になると思いますのでぜひご覧ください

 

おと語り [ 江原啓之 ]

安楽死と尊厳死のちがい…

安楽死を希望する問題に関して

今日本では60%の人が賛成してるんですよ

多くの方は“安楽死”と“尊厳死”の違いが分かっていない

“尊厳死”というのは

たとえば余命が幾ばくかとなった時に

積極的治療を拒否するということ

生きている時間のクオリティを高めたいという事

例えば治療の薬などでまともに動けないとかいうよりも

家族やお友達と会ったり

旅行をしたりした方がいいという考え

私は「尊厳死」は肯定しています

“安楽死”というのは

“もうどうせ死ぬのだから、早くに逝きたい”

という事ですね

痛みの恐怖など、色んな事があるのでしょうけれども

その“安楽死”を橋田先生はお望みになっていらっしゃって

みなさんも、ただ傍観するのではなく

何かみなさんも意見を伝えて欲しいなと思うんですね

多くの方が賛成していたり

ネットで“潔い”などの発言もあり

テレビでもやっているんですよ

私は無責任だと思う!

そういう人たちがみんな

「本当にあなたも安楽死を望むの?」

というと違かったりもするんですよ…

世間てちょっと冷たい、意地悪って感じるんですよ

“死にたい?いいんじゃないの?死ねば?”

“自分の命なんだから自分で決めればいいよ!

でも、自分は生きる”みたいな…

ここにもココに冷たさや意地悪を感じるんですよ

おと語り [ 江原啓之 ]

優しい気持ちで…

私も橋田先生の仰っている意味は分かるんだけど

私が熱海にいる時も、結構な確率で熱海市から

“◯◯町で、お年寄りがいなくなりました

思い当る方はお知らせください”という緊急のアナウンスが流れるんです

要するに認知症の方の徘徊ですね…すごくいいのが

見つかると“見つかりました”というアナウンスもちゃんとあるんですけどね

橋田先生もそういうのを毎日のように聞くとゾッとするんだと思う

自分もそうなるのではないかという恐怖

だったらその前に…ご家族もいないから…

そうなる前にという考えらしいけど

けれど人が“安楽死”しますというというところを

みんなで

“ハイ、じゃあさようなら”て言う心ってどうかなとも思う

最後は橋田先生の責任次第だけれど

そこでね…

“ダメ!”という事の優しさというのもあると思う

無関心であるという問題とつながっている気がしますね…他人への無関心

アレが嫌だったですね…

「年末の除夜の鐘がうるさい」という話も同じ

自分の事しか考えていない

「盆踊りがうるさい」という意見に

「通信によるイヤホンを着けて踊る」という話もありましたね

人権というものをちょっと間違えているんではないんでしょうか?

“迷惑だ”と言った者の勝ち!という世の中

みんなで分かち合って共有して楽しんでという輪を持てないのでしょうか?

除夜の鐘も仏教徒以外はうるさいのかもしれないけれど

それは風情じゃないですか…

“新しい年が…”と思うから、私はあの音が聞きたいですけどね

ホントに私が熱海に行って良かったなと思うのは

日本の未来が見えるんですよ

お年寄りだらけなんですよ…観光客以外は…町は…

日がな一日

何の当てもなくバス停のベンチに座っている方もいる

バスを待ってるんじゃない…

スーパーとかでもそうだし…たむろしている…

これから社会はどんどんそうなっていくでしょう

私はね…こんな事を言っても始まらないけれど

まずは行政の問題!

国がこういう風にしてきてしまっているんですよね

待機児童の問題もそうだし

子供とかを増やすっていうことがない

これから子どももどんどん少なくなっていって

みんな共稼ぎだし大変ですよ…

その親世代は親世代で、お年寄りって気の毒だけれども

どこかで何も考えずにきてしまったというところもあるし

だからといってお年寄りを責める気にもなれない

それはそれでみんなで育んでいく必要があると思うし

これは大きな問題で

私は“安楽死”は自殺だと思うけれど、自殺は増えると思う

心中や介護など現実的な問題

これからの時代、福祉だけでは頼れない

よほどみんなで助け合うという心がないと、日本はもうもたないんですよ

それに反して、挨拶もしないという風潮…

これからますます、地獄化していくと思うのですが

私はあえて憎まれ者・嫌われ者になって

言い続ける事が大切だと思っているのです

優しい気持ちになりたいですね…

現実を直視すること!それが先見の明です

おと語り [ 江原啓之 ]